日本プロ野球グレードアップ理論

日本での人気のスポーツプロ野球は、
世界の人気スポーツになれるのか

野球帽とグローブ

プロ野球チームのコーチの役割とは?

プロ野球にはたくさんのコーチがいますが、役割はかなり違ってきます。まずヘッドコーチと呼ばれる人は、監督のサポートを行いながら、他のコーチをまとめます。
具体的には監督に盗塁や送りバントをした方が良いなど、進言をすることがあります。加えて他のコーチの意見を吸い上げ、分析して監督に伝えるなどといったことが仕事です。

チームによってはヘッドコーチがいないことがあり、その場合は監督が兼任していることが多いです。

他にもバッテリーや投手、内野や外野といったコーチがいます。この人たちはその肩書通り、各ポジションの選手を指導します。加えてコンディションを見て、この選手を使った方が良いといったことをヘッドコーチに伝えます。チームによって違いますが、コーチが直接監督に言うことも珍しくありません。またプロ野球にはベースコーチと呼ばれる人たちがいます。実際に球場に行ったり、中継を見たりしていると、三塁と一塁のベースの近くに立っている人です。

一塁にいるコーチは、出塁した打者にこの後の作戦を伝えます。場合によっては相手投手の癖を耳打ちすることもあるのです。選手が癖を見抜けない場合は、「GO」や「バック」などと口で言って走者に指示することも少なくないです。三塁コーチも基本的には一塁コーチと同じような役割を担っていますが、こちらの方がより重要です。理由は二塁を回って来た走者に、三塁で止まるのかホームに行くのかを指示しなければいけないからです。楽々ホームインできるなら、それほど大変ではありません。しかし際どいタイミングの場合、三塁コーチの能力が問われます。

自軍の走者の走力と相手守備陣の肩の強さ、送球の正確さを見極め指示を出さなければいけないからです。

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